2018年9月6日(木)
「ゴリラ ファースト、チンパンジー ファースト」
上記は、新ゴリラ舎オープン記念式典で、名古屋市の河村市長がおっしゃっていた言葉。
東山動物園は、新ゴリラ舎の施設もすごいけれど、「ゴリラファースト」であることも、是非伝えておきたいとのこと。
「動物園にとっては、コンクリートの床の方が掃除しやすいのだけれど、ゴリラやチンパンジーの為には、藁敷きの方が良い。新ゴリラ舎と新チンパンジー舎のオープンにあたって、ゴリラやチンパンジーの為に、床を藁敷きにしたと聞いている」というお話だった。
河村市長は、『東山動物園は、ゴリラ ファーストである』という、一番大事なこと、一番すばらしい点をしっかり押さえていらっしゃって、驚いた。
ただの名古屋弁を話す、おもしろいおじさんではなかった。(当たり前か‥)
ああいうお話を聞くと、第2次世界大戦中、東山動物園だけでアジアゾウが生き残ったのも、偶然じゃなくて、名古屋だったからなんだろうなーと思ってしまう。
(名古屋の人は、中身がしっかりしている印象。)
新ゴリラ舎について
1.上述のように、屋内は藁敷き。
でも、屋内展示場は体育館のように広いから、掃除がすごく大変そうだった。
ゴリラたちが地下1階の家に帰ってから、飼育員さん二人がかりで、藁の中のごみを掻き出し、藁をほうきであつめていた。その作業を最後まで見ていなかったんだけど、まさか全部の藁を毎日回収するのかな…。
もしそうだとしたら、ものすごく大変。。 藁掃除がかりのアルバイトを雇った方がいいレベル。。
2.屋内展示場は冷暖房完備。
屋内展示場は体育館なみの広さなんだけれど、冷暖房完備とのこと。
夏は暑くないし、冬は寒くない! すばらしい!!
おかげで、ゴリラさんたちは、今年の猛暑も 暑さしらずだった とのこと。
さすが、「ゴリラ ファースト」。
東山のゴリラさんたちには、こんな素敵な施設と、飼育員さんたちのもとで、今まで以上に幸せに暮らしてほしい。
3.以下、当日の写真
・おもしろいんだけど、とても立派な挨拶をしていた河村市長
・藁敷きの屋内 冷暖房完備
・ブログに出てくる小展示室
・屋外北側
・屋外北側正面
・屋外西側
・ゴリラさん紹介ボード
・屋内に飾られていたアフリカンアート「ティンガ ティンガ」 とてもすてきだった
・屋内にあったゴリラの人形
ニシゴリラは木の上にいることを表していると思うけど、伝わるかなー。
こうしたディスプレイからも、すごくお金がかかっていることがよくわかる。
東山は、スポンサー企業がたくさんいてお金持ち!!
以上、おわり